wikipediaで「必殺仕置屋稼業/一筆啓上罠が見えた」の脚本が中村勝行となっている件について
必殺仕置屋稼業・第4話「一筆啓上仕掛が見えた」で印玄に殺された火消し役の人は、漫才師の西川のりおになんとなく似ている。
火消し役の俳優・横沢祐一という人のことをネットで調べたら、wikipediaの必殺仕置屋稼業の記事にたどりついた。
そこに作品リストも掲載されていて、第2話「一筆啓上罠が見えた」の脚本家が中村勝行となっていた。
脚注には「一部資料での「田上雄」という情報は誤り」と記述されていた。初耳。
「一筆啓上罠が見えた」の脚本が田上雄であることは、一部の資料に載っていただけではなく、再放送時の映像にも、LD-BOXの映像にも、DVD-BOXの映像にも記載されていた。
実際の脚本は中村勝行が執筆していて、名目上は田上雄脚本となっていたということなのだろうか?
中村勝行が脚本であるという出典はどこにあるのだろうか?
松竹の公式見解はどうなっているのだろう。
wikipediaの記述がガセネタ?
「一筆啓上罠が見えた」は、必殺仕業人・第2話「あんたこの仕業どう思う」と対になっているし、田上雄脚本の第10話「一筆啓上姦計が見えた」、第17話「一筆啓上裏芸が見えた」と同系統の作品だから、内容は田上雄が書いたものとしか思えないが......。
う〜ん?
という文章を書いたあと、もう1度wikipediaの必殺仕置屋稼業の作品リストを確認してみたら......。
第17話「一筆啓上裏芸が見えた」の脚本が保利吉紀となっていた(17話の脚本は田上雄のはず。保利吉紀は16話「一筆啓上無法が見えた」その他の脚本家)。
「一筆啓上罠が見えた」の脚本が中村勝行というのは、やっぱりガセか?
去年発売された必殺DVDマガジン・市松の巻には、「一筆啓上罠が見えた」が収録されていたそうだが、そこでの脚本家の記載はどうなっていたのだろうか?
[追記]2011年3月16日
本屋で「必殺DVDマガジン・市松の巻」をみたが、解説本には「一筆啓上罠が見えた」の脚本は田上雄と記載されていた。
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