不毛な戦い


憲法や民主主義的な手続きを無視し続けた第二次以降の安倍政権。


経済や安全保障政策について説得力のある政策提言をおこなえなかったアンチ安倍派の野党。


憲法や民主主義的な手続きを重視する人は、自民党議席が1つでも多く減ることを望んだろうが


憲法や民主主義的な手続きよりも経済や安全保障を重視し、かつ自民党の経済政策、安全保障政策を肯定的に評価していた人は自民党に投票しただろう。


安倍政権が、憲法や民主主義的な手続きを遵守したうえで、やりたい政策を押し出していたのなら、経済政策や安全保障政策に関してもっとましな議論が国会でもメディア上でも(もしかしたらネット上でも?。それは無理か?)繰り広げられたかもしれない。


安倍政権が憲法や民主主義的な手続きを軽視しすぎたために、アンチ安倍派は安倍批判、アベ叩きのみを繰り返し、


一方、安倍シンパは、安倍政権が憲法や民主主義的な手続きを軽視していることはスルーしながら(もしかしたら彼らの頭のなかでは、安倍政権は憲法や民主主義的な手続きを充分に尊重していると映っているのか?。まさか。)、野党が政策論議をおこなわない(おこなえない?)とアンチ安倍派を逆に非難する。


野党が多くの国民に対して説得力のある魅力的な政策提言ができなければ、安倍晋三自民党憲法や民主主義的な手続きを無視しても選挙で大勝するという不毛な状況を改善することはできない。