エッセイ

「御上の威光にみんなひれ伏せ」言葉についての雑考・その2「看護婦・スチュワーデス」

00年代の前半だったか、テレビや雑誌から看護婦・スチュワーデスという言葉が消え、看護師・キャビンアテンダントという言葉が使われはじめて違和感を覚えたことがあった。 面白かったのは、普段フェミニズムに対して批判的だった保守系・右派系のメディアも…

言葉についての雑考・その1「シナ(支那)」

シナ(支那)という言葉は呉智英などが言っていたように、元々は国や地域を表す言葉であり、侮蔑語・差別語ではないだろう。 だが、おそらくは戦時中(もしかしたらそれより前の時代から)少なからぬ日本人が差別的・侮蔑的な意味を込めて使っていて、そのた…

NHK朝ドラ「ゲゲゲの女房」 布美枝さんは「努力信仰者」

NHKの朝ドラでは、主人公の村井布美枝(松下奈緒)が、「お父ちゃんはこんなに頑張っているんだから、いつか報われる」「お父ちゃんが認められたのは、努力が実ったからだ」と、努力すれば成功するといった「努力信仰」的な発言をよくしている。 漫画家に限…

小品集

twitterからの転載 鶏と卵は卵が先 鶏と卵は卵が先。なぜなら「最初に生まれた鶏」は卵から生まれたが、「最初の鶏が出てきた卵」を産んだのは、進化の途中で鶏になる直前の「鶏以前の生き物」だから。 2010.4.11 PM4:09より 自由について 人間は自由である…