歴史

南北朝正閏論争に関して

宮崎哲弥の「正義の見方」(新潮OH文庫版)の中に、南北朝正閏論争に触れた個所があった。 明治国家の元老山県有朋が、南北朝並立を記述した国史の国定教科書を糾弾し、執筆者の役人を休職処分にしたというエピソードが記述されていた。 天皇を神聖にして…

邪馬台国について

以前NHKで、邪馬台国は畿内にあったのか九州にあったのかをめぐる論争を検証した番組をやっていた。 そこでは最新の考古学の研究成果と、「魏志倭人伝」と呼ばれている史書中の記述を照らし合わせて、畿内説と九州説どちらが説得力があるかを考察していた…