水嶋ヒロ、ポプラ社小説大賞受賞の損得


水嶋ヒロにとってもポプラ社にとっても、話題になる、普通に俳優が小説を書きましたといって出版するよりも売り上げアップが見込めるという点では得だったといえる。
両者にとって損になるのは、実力で受賞していたとしても出来レースを疑われる、ゴーストライターの存在を疑われるという点だろう。
芸能活動の片手間ではなく、本気で小説家としてやっていくのなら、大賞以外の賞を受賞していたほうが本人にとってはプラスになっていたと思うけれども。
あえて批判を受けるような形で話題作りを行い、ファンとアンチ双方の関心を引き付け、経済的な利益をアップさせるというやり方は、数年前の亀田商法と同じ構造といえる。
まあ、真相はわからないし、作家としての才能・実力があれば生き残る、才能・実力がなければ数年で消えてしまうだけの話だから第三者があれこれいってもはじまらないしね。(才能・実力があっても商品価値が無いと判断されれば使い捨てにされる可能性もあるけれども。)