今回の解散総選挙に対する1つのスタンス


あと4年間、安倍晋三が総理大臣をやることを支持・期待している人、容認・我慢できる人は自民党に投票。
安倍晋三に一刻もはやく総理をやめてほしい人は、自民・公明以外でもっとも得票をとれそうな党あるいは候補にいれる、というのも1つの選択肢ではある。


小池百合子を中心にした希望の党という新勢力の台頭。
民進党の事実上の解体・分裂という、1か月前には予想もしていなかった事態の出現により
安倍支持派−アンチ安倍派、小池百合子支持派−アンチ小池派を巻き込んで先の読めない混沌とした状況になってきたが、
憲法9条の改正に絶対反対といういわゆる「護憲派」にとっては最悪の展開になるだろう。


安倍自民に対抗するという大義名分のもと、憲法9条の改正を封印していた民進党内の9条改正派が希望の党に合流することによって、数年後、あるいは数か月後には、自民党小池百合子らの希望の党前原誠司のグループ、維新勢力で余裕で国会の3分の2以上の議席は獲得できるだろうから、あとは細かい点では差異のある9条改正派内で合意案・同意案を作成できるか、改正案が発議された場合、国民投票の結果がどうなるかが焦点となる。


ってか公明党はどうするの?
9条の本格改正に方針転換するの?
それとも9条の本格改正には反対しながら自民党選挙協力して、9条改正派が国会で3分の2以上の議席を獲得することに協力するの?


民進党護憲派に続いて踏み絵(絵踏)を迫られるのは公明党じゃない。